子どもの予防接種
更新日:2024年6月21日
予防接種は、各種の感染症に対する免疫を持たない人、または免疫の増強効果(ブースター効果)を目的とする人を対象に実施するもので、感染予防、発病予防、重症化予防、感染症のまん延防止を目的としています。予防接種の効果や目的、副反応、予防接種健康被害救済制度について理解した上で、接種を受けてください。
予防接種は、館林市邑楽郡医師会(邑楽町、館林市、大泉町、千代田町、明和町、板倉町)に所属している各医療機関、太田市医師会、足利市医師会に所属している各医療機関で行いますので、事前に予約が必要となります。特別な理由で、その他の医療機関で接種を希望される場合は、接種前に保健センターへご連絡ください。
B型肝炎
ロタウイルス感染症
ヒブ(インフルエンザ菌b型)
小児用肺炎球菌
四種混合(ジフテリア、百日せき、破傷風、ポリオ)
五種混合(ジフテリア、百日せき、破傷風、ポリオ、小児肺炎球菌ワクチン)
BCG
二種混合(ジフテリア、破傷風)
日本脳炎
麻しん風しん混合
水痘(水ぼうそう)
子宮頸がん
定期予防接種
定期の予防接種とは、予防接種法によって、対象疾病、対象者及び接種期間などが定められている予防接種をいいます。
乳幼児の予防接種予診票は、保健師が新生児訪問の際に配布しますが、麻しん風しん混合(第2期)、日本脳炎(第2期)、二種混合、子宮頸がん予防ワクチンの各接種については、該当年齢時に郵送で予診票を送ります。
予防接種の当日は、保護者が責任を持って予診票に記入・署名(サイン)し、母子健康手帳と一緒にお持ちください。
B型肝炎
母子感染予防のため、健康保険による予防接種を受けたことのあるお子さんは、定期接種の対象となりません。健康保険の適用によるワクチン接種をしてください。
対象者
生後12か月に至るまでの者
望ましい接種期間
接種回数
合計3回接種
1回目から27日(4週)以上の間隔をあけて2回目を接種、1回目から139日(20週)以上の間隔をあけて3回目を接種します。
ロタウイルス感染症
飲む生ワクチンです。ワクチンによって接種回数や接種時期が異なります。
対象者
ロタリックス(1価):生後6週~生後24週まで
ロタテック(5価):生後6週~生後32週まで
望ましい接種期間
接種回数
ロタリックス(1価):27日以上の間隔をあけて2回、経口接種します。
ロタテック(5価): 27日以上の間隔をあけて3回、経口接種します。
ヒブ(インフルエンザ菌b型)
接種開始月齢により接種回数が異なります。詳しい接種回数につきましては保健センターへお問い合わせください。
対象者
生後2か月~5歳に至るまでの者
望ましい接種期間
初回接種は生後2か月から7か月、追加接種は初回3回終了後、7か月から13か月
接種回数
- 初回接種として生後12か月に至るまでの間(1歳の誕生日の前日まで)に、27日(医師が必要と認めた場合20日)以上(推奨される接種間隔は27日以上56日まで)の間隔で、3回皮下に注射します。
- 追加接種として、初回接種終了後、7か月以上(推奨される接種間隔は7か月~13か月まで)の間隔をあけて1回皮下に注射します。
小児用肺炎球菌
接種開始月齢により接種回数が異なります。詳しい接種回数につきましては保健センターへお問い合わせください。
対象者
生後2か月~5歳に至るまでの者
望ましい接種期間
初回接種は生後2か月から7か月、追加接種は1歳~1歳3か月
接種回数
- 初回接種として、標準的には生後12か月までに、27日以上の間隔で、3回皮下または筋肉内に注射します。
- 追加接種として、生後12か月以上(推奨される接種間隔は生後12か月~15か月に至るまでの間)で、初回接種3回目の接種から60日以上の間隔をあけて接種します。
四種混合(ジフテリア、百日せき、破傷風、ポリオ)
対象者
生後2か月以上7歳6か月に至るまでの者
望ましい接種期間
初回接種は生後2か月から1歳、追加接種は初回3回終了後、1年から1年半
接種回数
合計4回接種
- 初回接種として、20日以上(推奨される接種間隔は20日以上56日まで)の間隔をあけて3回皮下または筋肉内接種します。
- 追加接種として、1期初回接種(3回)終了後、6か月以上(推奨される接種間隔は12か月~18か月まで)の間隔をあけて1回接種します。
五種混合(ジフテリア、百日せき、破傷風、ポリオ、ヒブ)
対象者
生後2か月以上7歳6か月に至るまでの者
望ましい接種期間
初回接種は生後2か月から7か月、追加接種は初回3回終了後、6か月から13か月
接種回数
合計4回接種
- 初回接種として、20日以上(推奨される接種間隔は20日以上56日まで)の間隔をあけて3回接種します。
- 追加接種として、1期初回接種(3回)終了後、6か月以上(推奨される接種間隔は12か月~18か月まで)の間隔をあけて1回接種します。
BCG
対象者
生後12か月に至るまでの者
望ましい接種期間
接種回数
1回接種
二種混合(ジフテリア、破傷風)
四種混合の第2期として扱います。
対象者
11歳以上13歳未満の者
望ましい接種期間
接種回数
1回接種
日本脳炎
平成17年の積極的な勧奨の差し控えにより、接種機会を逃してしまったお子さんに対し、接種機会を確保するための特例措置が設けられています。詳しくは、保健センターへお問い合わせください。
対象者
第1期は生後6か月以上7歳6か月に至るまでの者、第2期は9歳から13歳未満の者
望ましい接種期間
第1期初回2回は3歳をすぎたら、追加は4歳から5歳、第2期は9歳から10歳
接種回数
合計4回接種
- 初回接種として、6日以上(推奨される接種間隔は6日以上28日まで)の間隔をあけて2回接種します。
- 追加接種として、初回接種終了後6か月以上(推奨される接種間隔は初回接種終了後おおむね1年です。)の間隔をあけて1回接種します。ただし、生後90か月に至るまでの間に接種してください。
- 第2期として、9歳から13歳未満で、1回接種します。
下記関連リンクの「日本脳炎予防接種特例措置について」も参考にご確認ください。
麻しん風しん混合
対象者
第1期は1歳から2歳に至るまでの者、第2期は小学校就学前の4月1日から3月31日までの者
望ましい接種期間
第1期は1歳になったらすぐに、第2期は年長児になったらすぐに
接種回数
- 第1期として、1歳から2歳に至るまでに1回接種する。
- 第2期として、小学校就学前の1年間で1回接種する。
水痘(水ぼうそう)
対象者
1歳から3歳に至るまでの者
望ましい接種期間
初回接種は1歳から1歳3か月、追加接種は初回接種終了後6か月から12か月までの間隔をおいて接種
接種回数
合計2回接種
1歳から3歳に至るまでの間に計2回、3か月以上の間隔をあけて皮下に注射します。
子宮頸がん
子宮頸がん予防ワクチンは、平成25年6月14日より積極的な接種勧奨が一時差し止められていましたが、令和4年4月より積極的な勧奨が再開となりました。また、積極的な勧奨の差し控えにより、接種機会を逃してしまったお子さんに対し、接種機会を確保するための特例措置が設けられています。詳しくは、保健センターへお問い合わせください。
対象者
12歳となる日の属する年度の初日から16歳となる日の属する年度の末日までの間にある女子
望ましい接種期間
中学1年生に相当する年齢
接種回数
- 2価ワクチン(サーバリックス):1か月以上の間隔をあけて2回接種した後、1回目から6か月以上あけて1回接種します。
- 4価ワクチン(ガーダシル):2か月以上の間隔をあけて2回接種した後、1回目から6か月以上あけて1回接種します。
- 9価ワクチン(シルガード):15歳未満で1回目を接種…2か月以上の間隔をあけて2回接種した後、1回目から6か月以上あけて1回接種します。15歳以上で1回目を接種…1回目から6か月以上あけて2回目の接種をします。
- 下記関連リンクの「子宮頸がん予防ワクチン接種」も参考にご確認ください。
予診票の再発行
予診票を紛失した場合、再発行できます。次の方法で申請をしてください。
- 電子申請
必要書類はデータでアップロードする必要があります。
接種歴を確認するため、母子健康手帳の予防接種のページを添付してください。
電子申請フォームはこちらから(外部サイトにリンクします)
注)発行には10日程度かかります。お急ぎの場合は窓口で申請してください。 - 窓口申請
保健センターで申請してください。
接種歴を確認するため、必ず母子健康手帳を持参してください。
即日発行します。
邑楽町へ転入された人へ
邑楽町へ転入された人は、母子健康手帳で接種歴を確認の上、邑楽町の予診票をお渡しいたします。また、平成28年1月1日からマイナンバー制度の施行に伴い、予診票発行の際に個人番号(マイナンバー)の確認と、身元(実存)の確認をさせていただきますので、個人番号カードまたは通知カードと運転免許証やパスポートなどの身分証明書をお持ちの上お越しください。
関連リンク
このページに関する問い合わせ先
健康づくり課 母子保健係
郵便番号:370-0603
住所:群馬県邑楽郡邑楽町大字中野2570番地3
直通電話:0276-88-5533
ファクス番号:0276-88-5528