中野沼水生動植物群調査報告書(2019)が閲覧できます
更新日:2021年4月12日
町指定天然記念物「中野沼と水生動植物群」(平成11年7月28日指定)
中野沼の周辺は、かつては広大な湿地帯で、ウネと呼ばれる小さな池が点在し動植物の宝庫でした。しかし、戦後の食糧増産にともなう干拓事業などで湿地帯は減少し姿をかえてゆきました。
大きな改変を受けてきた中野沼でしたが平成10年の調査により貴重な動植物が存在していることがわかりました。生息する水生動物の種類が多く、植物とあわせて多様で豊かな生態系が保たれています。
中野沼水生動植物群調査
18年ぶりとなる今回の調査は、「中野沼の現状を明らかにし、今後中野沼の維持、保全、管理を継続していく上での基礎資料とすること」を目的に、ぐんま緑の県民基金市町村提案型事業の補助を受け、平成28年度から30年度にかけて実施されました。
調査では、平成29年度にマミズクラゲが確認されたり、植物の分野で数多くの絶滅危惧種が確認されるなど多くの発見と、その保全が非常に危ういバランスの上に成り立っていることも示唆されました。
今回の調査報告書は、2年間の調査、1年間のとりまとめ期間を経てようやく完成したものです。報告書の本文については全文を、植物群調査の資料編については抜粋を掲載しましたので、下記関連ファイルからご覧ください。
関連ファイル
周辺案内図
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