人生会議(ACP)について
更新日:2025年11月20日
ACPの正式名称は「アドバンス ケア プランニング」と言い、Advance(あらかじめ・事前に)Care(医療・介護・世話)Planning(計画する)の頭文字を取って、ACPと呼んでいます。
もしものときのために、医療や介護について前もって考え、家族等や医療・ケアチームと繰り返し話し合い、共有する取組のことをいいます。
また、ACPは「人生会議」とも呼ばれています。これは平成30年に厚生労働省が公募により決定したACPの愛称です。
どうして人生会議(ACP)をするのか?
もしご本人が意思表示できなくなった場合、人生会議(ACP)をしておくことによって、ご本人の意思が最大限に反映された医療やケアを受けられる可能性が高くなります。また、ご家族が代わりに難しい判断を下さなければならないときに、ご本人が望んでいたことを理解することでご家族の不安やストレスを軽減することができます。
人生会議(ACP)のポイント
何から始めればよいの?
やり方に決まりはありませんが、まずは「人生会議(ACP)簡単チェックシート」でご自身が大切にしていることを考えてみましょう。チェックした項目について、ご家族や大切な人にご自身の考えを伝え、話し合ってみましょう。
人生会議(ACP)簡単チェックシート(PDF:3.2MB)

いつ始めればよいの?
人生会議を始めるのに「早すぎる」といったことはありません。「いつでも、何度でも」始めることができます。しかし、もしものことがあってから考えて話し合おうとしても、時間も限られ、急に答えを出すことは難しいといったことも考えられます。そのため、あなた自身やご家族・大切な人が元気なうちに、少しずつ考えて、話し合っておきましょう。
一度決めたら変えることはできないのか?
いつでも変えることができます。一度決めた希望や思いは時間の経過や健康状態などによって変わることがあります。そのため、何度も繰り返し人生会議(ACP)を行いましょう。
ひとりで考えるのか?
「自分では判断ができない」「誰かに相談したい」など、迷ったり難しかったりするところは、ご家族や大切な人と相談し、話し合いながら考えていくことが重要です。また、人生会議(ACP)について考えるときに、相談できる職種として、かかりつけ医、訪問看護師、ケアマネジャーなど、様々な専門職の方が地域にいます。そのひとつに地域包括支援センターもあります。
人生会議に活用できるツール
もしバナゲーム™
もしものときの話し合いをする、きっかけを作るカードゲームです。役場福祉介護課で貸し出しを行っていますので、貸し出しを希望する方はお問い合わせください。
医療版エンディングノート「MOTTE(もって)」
「もしものとき」に行ってほしい治療やケアについての想いを具体的に記入し、大切な人に共有することのできる医療版エンディングノート「MOTTE(もって)」を役場福祉介護課で配布しています。
関連リンク
- 「人生会議」してみませんか(厚生労働省)(外部サイトにリンクします)
このページに関する問い合わせ先
福祉介護課 地域包括ケア推進係
郵便番号:370-0692
住所:群馬県邑楽郡邑楽町大字中野2570番地1
窓口の場所:役場庁舎1階4番窓口
直通電話:0276-47-5045
ファクス番号:0276-88-3247
