感染リスクの高まる「5つの場面」に気をつけましょう
更新日:2023年4月21日
新型コロナウイルス感染症は、主にクラスターを介して拡大しやすく、クラスター連鎖を抑えることが重要と言われています。これまでのクラスター事例の分析から、感染リスクを高める下記の「5つの場面」に注意して過ごすように気をつけましょう。
特に敷居などで区切られている狭い空間に、長時間、大人数が滞在すると、感染リスクが高まります。
また、回し飲みや箸などの共用は感染リスクを高めます。
寮の部屋やトイレなどの共用部分での感染が疑われる事例が報告されています。
休憩室、喫煙所、更衣室での感染が疑われる事例が確認されています。
感染リスクが高まる「5つの場面」
場面1.飲酒を伴う懇親会等
飲酒の影響で気分が高揚すると同時に注意力が低下します。また、聴覚が鈍麻し、大きな声になりやすくなります。特に敷居などで区切られている狭い空間に、長時間、大人数が滞在すると、感染リスクが高まります。
また、回し飲みや箸などの共用は感染リスクを高めます。
場面2.大人数や長時間におよぶ飲食
長時間におよぶ飲食、接待を伴う飲食、深夜のはしご酒では、短時間の食事に比べて、感染リスクが高まります。大人数、例えば5人以上の飲食では、大声になり飛沫が飛びやすくなるため、感染リスクが高まります。場面3.マスクなしでの会話
マスクなしで近距離の会話することで、飛沫感染やマイクロ飛沫感染での感染リスクが高まります。マスクなしでの感染例としては、昼カラオケなどの事例が確認されています。車やバスで移動する際の車内でも注意が必要です。場面4.狭い空間での共同生活
狭い空間での共同生活は、長時間にわたり閉鎖空間が共有されるため、感染リスクが高まります。寮の部屋やトイレなどの共用部分での感染が疑われる事例が報告されています。
場面5.居場所の切り替わり
仕事での休憩時間に入ったときなど、居場所が切り替わると、気の緩みや環境の変化により、感染リスクが高まることがあります。休憩室、喫煙所、更衣室での感染が疑われる事例が確認されています。
感染リスクを下げながら会食を楽しむ工夫
利用者のみなさんへ
- 1.少人数・短時間で。
2.なるべく普段一緒にいる人と。
3.深酒・はしご酒などはひかえ、適度な適量で。 - 箸やコップは使い回さず、一人ひとりで使いましょう。
- 座る時は、お互いの正面や真横を避け、斜め向かい座りましょう。
- 飲食する時だけマスクを外し、会話の際にはマスクを着けてください。
お店のみなさんへ
- お店はガイドラインの遵守をしてください。(例えば従業員の体調管理やマスク着用、席ごとのアクリル板の効果的な設置、換気と組み合わせた適切な扇風機の利用などの工夫も。)
飲酒の場面も含め、すべての場面でこれからも引き続き守ってほしいこと
- 基本はマスク着用や三密を回避し、室内では換気を良くしましょう。
- 集まりは、少人数・短時間にしましょう。
- 大声を出さずに会話はできるだけ静かにしましょう。
- 共用施設の清掃・消毒、手洗い・アルコール消毒を徹底しましょう。
関連ファイル
関連リンク
- 新型コロナウイルス感染症について
- 感染リスクの高まる「5つの場面」(内閣官房ホームページ)(外部サイトにリンクします)
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