熱中症に注意しましょう

熱中症は気温などの環境条件だけでなく、体調や暑さに対する慣れなどが影響して起こります。気温がそれほど高くない日でも、湿度が高く風が弱い日など、体が暑さに慣れていない時は注意が必要です。熱中症の症状は、めまい・吐き気・筋肉痛・頭痛など、さまざまです。重症になると、けいれんや意識の消失などがおき、命にかかわることもあります。自分も熱中症になるかもしれない、という意識を持ち、予防のための行動をとることが大切です。

熱中症の予防法

• のどが渇いていなくてもこまめな水分補給
• 通気性の良い涼しい服装で、帽子・日傘の使用
• 室内の温度や湿度に注意し、扇風機やエアコンの使用
• 外出はなるべく晴天の日中以外
• 冷たいタオルや保冷剤の活用
• バランスの良い食事と十分な睡眠

熱中症になったときは

1. 風通しのよい日陰や、冷房の効いている場所に移動し、体を冷やす
2. 衣服をゆるめ、身体を楽にする
3. 自分で飲めるようなら経口補水液やスポーツドリンクなどを飲む
4. 氷や冷却剤を使って首や脇の下、足のつけ根などを冷やし、体温を下げる
5. 自分で水が飲めない、意識がない、呼びかけへの返事がおかしい場合はすぐに救急車を呼ぶ

注：処置をしても回復しない場合は医療機関を受診してください。

クールシェアスポットをご利用ください。

町では、群馬県が実施する「ぐんまクールシェア2024」に参加し普及啓発を図り、家庭でのエネルギー消費量の削減、温室効果ガス排出量の削減を図るとともに、ひいては熱中症被害の抑制につなげていきます。
ぐんまクールシェア2024

「熱中症警戒アラート（熱中症警戒情報）」と「熱中症特別警戒アラート（熱中症特別警戒情報）」

環境省と気象庁は、熱中症予防対策の情報発信として、「熱中症警戒アラート（熱中症警戒情報）」「熱中症特別警戒アラート（熱中症特別警戒情報）」を発表しています。令和6年度の情報提供期間は、4月24日（水曜日）から10月23日（水曜日）までです。なお、このアラートは最新の予測値を基に、都道府県単位で発表されます。

「熱中症警戒アラート（熱中症警戒情報）」とは

「熱中症警戒アラート（熱中症警戒情報）」は、群馬県内で指定された13地点全てで、暑さ指数（WBGT)が33を超えると予測された場合に、熱中症予防行動をとっていただけるよう促すための情報です。
熱中症警戒アラート（PDF：1.6MB）

注：暑さ指数（WBGT)とは・・・人体と外気との熱のやりとりに着目し、 (1)湿度、 (2)日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境、 (3)気温の3つを取り入れた指標で、熱中症の危険度を判断する目安となります。

「熱中症特別警戒アラート（熱中症特別警戒情報）」とは

「熱中症特別警戒アラート（熱中症特別警戒情報）」は、改正された気候変動適応法により創設された新しい制度です。群馬県内で指定された13地点全てで、翌日の日最高暑さ指数（WBGT）が35（予測値）に達すると予測される場合に発表されます。

「熱中症警戒アラート」「熱中症特別警戒アラート」の発表状況を知るには

熱中症警戒アラート等の発表状況については、気象庁の発表する気象情報と同様に、ニュースや天気予報等の多くの手段で知ることができます。また、「環境省熱中症予防情報サイト」で確認できるとともに、熱中症警戒アラート等のメール配信サービス登録や環境省公式アカウントによるLine友達追加により、発表された際に情報を受け取ることができます。

環境省熱中症予防情報サイト（外部サイトにリンクします）

「熱中症特別警戒アラート（熱中症特別警戒情報）」が発表されたら・・・

屋外にいる人や自宅の冷房調節が困難な人の緊急避難先として、クーリングシェルター（指定暑熱避難施設）が利用できます。
邑楽町内のクーリングシェルター（指定暑熱避難施設）：中央公民館、長柄公民館、高島公民館、町立図書館、保健センター、役場庁舎、ウエルシア邑楽町中野店
利用できるのは各施設（店舗）の開館・開庁（営業）時間内に限ります。