新型コロナワクチン詐欺に注意

新型コロナウイルスのワクチン接種のために必要とかたり、金銭や個人情報を騙しとろうとする詐欺などが疑われる相談が全国の消費生活センターに寄せられています。 ご家族や身近な人と情報共有し、トラブルに遭わないよう注意してください。

寄せられた相談事例

事例1

スマートフォンに「新型コロナワクチン接種の優先順位を上げる。2週間以内に振り込めば入金確認後に接種日をお知らせする」とメッセージが届いた。金額は10万円、振込先は大手銀行の支店であり、問い合わせ先として所管省庁の窓口と電話番号も記載されていた。

事例2

ワクチンの関係団体のようなところから「医療従事者から順次ワクチン接種が始まっているが、余った枠を案内している。新薬なので費用は50万円だ」と電話があった。その後また同じような電話があり「詐欺ではないのか」と指摘したら、電話が切れた。

事例3

携帯電話に「新型コロナワクチンに関することでお金がかかる」と言い、銀行の口座情報、電話番号、名前などを聞き出そうとする電話があった。途中からおかしいと思い、電話を切ったが、お金を取られないか不安だ。

アドバイス

1. ワクチンの接種は無料
   新型コロナウイルスワクチンの接種を受ける際の費用は、すべて公費負担です。 「ワクチン接種の費用」「優先して接種を受けるための費用」など、ワクチン接種に関連づけて金銭を求められても、決して応じないでください。
2. ワクチンの接種に関連づけて個人情報を聞き出そうとする電話等に注意
   行政機関や団体等が「ワクチン接種に必要」と言って個人情報や金融機関情報などを電話やメールで聞くことはありませんので、聞かれても答えないでください。ワクチン接種に必要な「接種券」「接種のお知らせ」は町から届きます。
3. おかしいなと思ったり、心配なことがある場合はすぐに相談
   家族や邑楽町消費生活センターに相談してください。