新型コロナウイルスに関する町長からのメッセージ（8月12日）

新聞報道等でご存じの方も多いかと思いますが、8月8日、町内在住の50代会社員の方が、会社の健康診断において新型コロナウイルスに感染していることが分かりました。
幸いにして症状はなく、現在は医療機関に入院され、経過を見ているとのことです。
町として、心からお見舞い申し上げます。

さて、邑楽町ではこれまでのところ新型コロナウイルスの感染者は少数にとどまり、クラスター等も発生していません。しかし、感染症という性質上、いつどこで誰が感染しても、不思議ではありません。ワクチンや特効薬の開発の見込み、完成したとしてもその普及の見込みも不透明です。そうした中で、改めて町民の皆さまに次の3つをお願いいたします。

1. 今後も気を緩めることなく、これまで同様、マスクの着用、手洗いの励行、3密を避けるなど、引き続き感染と拡大の防止にご協力ください。
2. 感染者は被害者です。誰でも罹患する可能性があります。
   もし周りの人が感染した場合は支えてあげられる、温かい関わりをつくっていきましょう。
3. 長期化する自粛生活の中で、高齢の方等を中心に体力の低下や精神的な問題などが心配されています。感染と拡大防止に留意しつつ、通常の社会生活に近づけることがどうしたらできるか、町民みんなで考えていきましょう。そのことが、地域経済の崩壊を防ぎ、町民全体の幸せを生み出すことにつながります。

町民の皆さまの知恵と工夫、お互いを思いやる温かい気持ちで、是非とも町民の総力を挙げて、このコロナウイルス禍に立ち向かっていこうではありませんか。私も、その先頭に立って頑張っていく所存です。皆さまのご協力を心よりお願い申し上げます。

• 正しく恐れ、コロナに立ち向かう地域社会を

令和2年8月12日
邑楽町長金子正一