農地中間管理事業について

農地中間管理事業とは、県知事が指定した農地中間管理機構(群馬県農業公社)が、中間的な受け皿となり、農地を貸したい人（出し手）から農地を借り受け、農業経営の規模拡大や効率化を図る担い手農家（受け手）に貸し付けることで、農地の集積・集約化を図る制度です。

農地中間管理事業のしくみ

1. 農地中間管理機構が、農地の出し手（地権者）から農用地等を借り受けます。
2. 農地中間管理機構が1で借り受けた農地をまとまりある形で利用できるように配慮して、農地の受け手（担い手）へ貸し付けます。

農地中間管理事業を活用した場合のメリット

農地を貸した方（出し手）

1. 公的期間なので安心して農地を貸すことができます
2. 賃料は、農業公社から確実に受け取ることができます
3. 貸付期間満了後は、農地が確実に戻ります
4. 一定の要件を満たせば、機構集積協力金の交付対象となります
   
   

農地を借りた方（受け手）

1. 長期に安定した農地の借入れができます
2. 賃料は、農業公社がまとめて出し手に支払いますので、事務が一本化できます
3. 集積・集約化により、経営の効率化が図られます
4. 認定農業者であれば、スーパーL資金が5年間無利子になります
   

農地中間管理事業で借り受けられる農地について

1. 邑楽町内の市街化区域以外の農用地(田・畑)であること
2. 契約期間は原則10年であること。ただし、双方の合意があれば、最低6年でも対応可能
3. 最低不能と判断される遊休農地など著しく利用が困難でないもの