新型コロナウイルスに関する町長からのメッセージ（3月22日）

昨年12月に、県が独自の警戒度を最高レベルの4に引き上げてから3か月。新規感染者数が落ち着いてきたことなどから、県は3月23日から伊勢崎市、太田市、大泉町の3市町の警戒度を3とし、邑楽町も含むその他の市町村は2に引き下げることを発表しました。

町ではこれまで警戒度の段階的引き下げに伴い、自主事業などの拡大をしてきましたが、今回新たに邑楽町福祉センター寿荘の入浴再開を決定しました。町民の皆さまにはご不便をおかけしてきたことをお詫び申し上げるとともに、これまでのご協力に心から感謝申し上げます。

とはいえ、コロナウイルスの感染が終息したわけではありません。むしろ警戒度の引き下げで人の流れがより活発になることも予想されるため、より細心の注意を払って行動されるよう、改めてお願い申し上げます。町としても、これまでの感染症対策に引き続き取り組むとともに、議会からのご提案も踏まえ、症状がある人へのPCR検査費用助成や事業所などでの予防的検査への助成、経済活動の回復に向けた施策の展開などを予定しており、皆さまと共にコロナウイルス感染症を乗り越え、安心して暮らせる町づくりに一層傾注してまいりたいと思います。

新型コロナワクチン接種については、ワクチンの入手予定がまだ見通せない状況ですが、政府が発表している配布計画に基づき、5月からの接種開始、7月中の全高齢者への接種完了を目指して着実に準備を進めてまいります。既に町独自のコールセンターを開設（電話：0276-47-5033）しましたので、疑問な点などお気軽にお問い合わせください。

なお、今後感染状況によっては皆さまの身近で感染者等の情報に接する機会が増えるかもしれません。感染者個人に関する情報が拡散しないよう、また感染者等が差別や偏見にさらされることがないよう、思いやりと助け合いの気持ちで支え合える地域社会を目指して、皆さまのご協力を重ねてお願い申し上げます。

令和3年3月22日
邑楽町長 金子正一